当記事は、以下の続きとして書いていますが
読んでいなくても問題ないよう留意してます。
私の前に立ち、震えて泣き出す女性
参加人数、約200人規模の
ある自己啓発セミナーでの出来事。
そこでのワークの一つにあったのが
「苦手な人と話をしてください」というもの。
「私が苦手な人?」
「苦手な人って考えたこと無いな・・・」
そう思っているうちに
私の前に行列が出来ています。
当時の私はパンチパーマのヤクザ風で
眉間のしわが盛り上がっている怖い顔。
見るからに怖そうな人だと思われ
行列が出来ていたってワケです。
その中の26歳OLの女性は、
一歩進もうとするのですが
その一歩がなかなか踏み出せず、
膝はガクガク震え半泣き状態。。
やっとの思いで私の前に立つも
なかなか声にならないようでした。
私の方から「こんにちは」と話すと
ついに泣き出し、泣きながら話し始めました。
もしも、あなたが私の立場だったら
この女性の話をきっと真剣に聞くと思います。
目を逸らさずに話を聞きますよね?
多くの普通の感覚の人は、
まっすぐ真剣に頑張ってる姿を見ると
なぜか共鳴して応援したくなります。
【真剣に努力する人を応援したくなる】
自己啓発セミナーといっても
半数以上は会社の研修代わりに来た人。
年齢層は20~30代がメインで
次に50歳前後の調査目的と思われる人。
その中での彼女と私は
一際目立ってしまいました。
自信の有無なんて関係ない
自信が無いから不安だとか
未経験だから出来ないとか、
そういう『自分への言い訳』しますよね?
先のOLで言えば
「こんな怖そうな人と話した事が無くて
怒らせたりしないか不安でしょうがない」
セミナー後も数回、話をしていますが
真面目一直線で大企業に就職していて
遊ぶ事も知らず、無駄遣いもせず
4千万円の貯金があるような女性でした。
彼女は、強い決意を持って
「もう自分への言い訳をしない!」
「自分を変えたい!」
ってセミナーに参加したんでしょう。
私の場合は、出来る出来ないとか
自信が有るとか無いとかって関係なく
【今日、死ぬかもしれないので必死】
明日が来る人は「明日には」、
「来週までには」って言い訳できるけど
明日が期待できない人には
ただただ『悔いを残す』だけなんです。
自信が持てるだけの時間の余裕なんて無い。
初めての引っ越し屋のバイトの時も
「初めてなのでよろしく」と言ってるのに
「おまえがリーダーやれ」と現場を任されます。
他のバイトでも社員が部下だったり
初めてなのに現場の責任者にされてました。
その理由って、人を使う立場になると、
痛いほどよくわかりますよね?
経験があっても、無責任なヤツに
仕事を任せるのって後々面倒ですからねぇ
その時に出来る100%を出し切る
出来るか、出来ないかではなく
いま、何が出来るのか?
ただ闇雲に行動を起こすのではなく
その時に考え得るシミュレーションを行う。
浅い経験と少ない知識を振り絞って
真剣に考えて出した最善と思われる答え。
それが正しいかどうかすら
その時には答えは出せません。
不確定要素が多すぎるので
条件分岐がいくつもいくつも出来、
さらに条件分岐が続いていきます。
その中から最も可能性が高いのを選択。
自分なりに出したBESTな答えであり
行動を起こさなければ死んでも死にきれません。
後になって考えれば『行動しない事が最善』
という答えが得られるかもしれません。
しかしそれを待てるだけの時間が無いとしたら?
例えばあなたの余命が残り1ヶ月で
頑張って意識を保って行動できるのが
残りわずか2週間だとしたらどうしますか?
その時に出来る事を選択しませんか?
それともすべてを受け入れて諦めますか?
もしかすると今は後者の方が多いかも・・・
私も行動しないを事を選ぶこともありますが
そのような場合は、自分自身へ働きかけました。
自分の思考や価値観を変える事で
導き出される答えは変わってきます。
外に向けての行動では無く
自分の内側に向けての行動ですね。
思考方法や価値観、視点を変えれば
求めるモノが代わり、最善も変わります。
正しい事は正義なのか?
ここで一つ、触れねばならない事があり
現代社会のストレスの原因だったりします。
それは・・・
『正しい』ことが『最善』とは限らないし
『正しさ』は立ち位置によって変わる。
その極端な例がヒットラーで
彼の主張が正しいと民衆の支持を得ました。
他にも『この神の言葉こそが正しい』と
宗教戦争によって多くの人が亡くなりました。
正しさを追求した結果、
その多くが争いを生んでいます。
それは友人との言い争いや夫婦喧嘩、
会社の上司や同僚とのいざこざの原因・・・
最善な事と、正しさは違います。
だから、今できる最善の事を考え
どうすれば可能なのか・・・
「今日、死ぬかもしれない」というなかで
一歩も外に出ずに、食べる事も忘れて
何日も考え続けた日もありました。
そうして、このように考えました。
思考方法や価値観、視点を変えれば
求めるモノも代わり、最善も変わる。
その上で選択し行動してもなお
「生きた証が欲しい」願望は残ります。
聖人でも仏様でも無いですから
「誰かの心に、記憶に残りたい」と。
しかし、今から100年後に
自分を覚えてる人なんて
いるわけないんですけどね。
話し合いで解決できる特殊な国
日本文化は『話し合いで解決』が基本ですが
他国では『正しさを競う』弁論文化であり
最終的には力の強さが勝敗を決めます。
正しさですら無く『強さこそ正義』。
日本文化では、物事を決めるのに
勝敗という考え方はありません。
それなのに、
武器を持って威嚇してくる相手に
話し合いで解決できると言う人がいます。
さらに、自分が理解できないという理由で
「プーチンは狂っている」と言います。
習近平もプーチンも、金正恩も
彼ら流の「話し合い」(交渉)をしているのです。
ミサイルを撃ったり、民間人を殺すのは
西洋文化・大陸文化の問題解決方法なのです。
戦う意思を示さなければ
彼らの論理では『服従』でしかない。
立場や考え方の違いで、
これほど大きな差が顕れる例です。
日本は自然災害が多く、自然豊かで、
2万年以上に渡って絶える事無く文化が続き、
殺し合う必要の無い時代が長くありました。
奴隷がいなければ麦を作れない、
食料を奪わなければ餓死する国と
根本的な考え方に違いがあるのです。
真面目で真っ直ぐな人は社長から好かれる
顔が怖くても、礼儀が出来ていればOK。
まっすぐに目を見て話をし
真剣さが伝わってくる人。
今すぐにでも『欲しい人材』です。
当時バブルだったので
こういう話はよくありました。
「車を買うから来てくれ!」
「おまえに会社を任せたい!」
ちなみに私は土木の専門学校生だったので
「今の学校やめて大学入れ、全部面倒見る」
という話しをされた会社もありました。
実際、スポンサーになってくれる人も
当時は、いろいろな方がいました。
「バブルだったからな」って思うでしょうが
不況で就職難の時代で40代後半の私が
バイトの面接に行っても
「30歳までの募集なので」
と断りつつも、社員になって欲しい、
新たな部署を立ち上げるから、とか
スポンサーになってくれる会社とか
好・不況に関係なく、欲しい人材は
無理をしてでも欲しいんですよ。
自分が頭数として欲しい人なのか
会社を変えてくれそうな人材なのか・・・
真っ直ぐな人には周りが見えていない
しかし、問題もあるんですよね。
一つのことに真剣に取り組みすぎると
周囲のことが見えなくなってしまうんです。
卒論で研究室に籠もって実験を繰り返し、
単位を落として「卒業不可」とされ・・・
なんとか卒業は出来たけど
学会での論文発表には呼ばれなかったとか。
恋愛でも、周りが見えてなかったし
彼女のことすらよく見えてませんでした。
「いい加減な人」「テキトウな人」なら
もともと信頼されてないので良いのですが
【真っ直ぐな人は信頼されやすい】
ので、仕事では大きな問題になりがちで
「信用していたのに!」といったクレームで
「おまえ、なにやらかしたんだ!!」
って、上司からよく怒られてました😅
彼女が勤める大学病院を訪ねた時も
「ヤクザが来てる」と大事になって・・・
自分の風貌の事を忘れていたとか
周りが見えていない失敗談はキリが無いです。
馬鹿正直と天邪鬼
まっすぐな人は往々にして嘘がつけません。
というか、その多くが『馬鹿正直』ですよね?
以下、私の体験になります。
特に女性関係では嘘がつけず
多くの女性とつきあっていることや
子供が欲しいという話を
最初のデートの時にしていたとか・・・
「いつ死ぬかわからないので子供が欲しい」
とは言わなかったけれど。
しかしその話しをして、
席を立ったのは1人だけでした。
私は脳内シミュレーションをやりまくり
完璧に、ミスすること無くやりたい人でした。
当時の私を知る人の多くが私に対して
「殺そうとしても絶対に死なない人」で
「ミス無く何でも出来るスーパーマン」
と、男女を問わずイメージしてる人が多かった。
しかし、女性関係においては
わかっていて怒らせるような事を
往々にしてやってしまうんですよね。
若い女性が考えている事や反応は
わからない事の方がとても多かったから
相手を怒らせたり、泣かせるような
感情的になった時の反応を知りたい欲求。
たくさんの条件分岐のそれぞれの答え、
それらすべての解答を知りたくて😓
私の少ない記憶に残っているのが
泣いている女性ばかり・・・
楽しいデートのことなどは
ほとんど思い出す事が出来ません。
楽しかった事、嬉しかった事を
思い出せるのって幸せだと思います。
遠い過去の事は思い出せなくても
今は、いろんな事に感動していて
良い思い出もあるのでご安心を。
最後まで読んで頂き、深く感謝します。
「こんなことを書いたら
人間性を疑われてしまう」
そんな事も考えながらも
本当の自分について書いています。
私を否定するようなことでも、
感じたことがあればコメントください!
私が正しいとは考えてないし
人間的に今なお未熟者ですから。
ついでで良いので
ランキングバナーをタッチしてくれると
記事を書くモチベーションになります。
それでは
次回の記事をお楽しみに♪