絶対に忘れないと誓ったあの日のことすら覚えてない・・・
「死ぬまで忘れない」
って言ったのに!!
そもそも彼女のことすら記憶が曖昧な私だけど
そんな自分でも言えることは確かにあるんです。
どんなに忘れたくないって思っていても
時は冷酷でどんどん記憶は薄れていくモノ。
顔も、名前も、存在すらも忘れていく。
当時の私は、泣いている女性たちを
静かに抱きしめることが出来なかったなぁ
あなたのこと、絶対に忘れない
激しい恋愛の後の別れ際に
往々にして「忘れない!」と言ったセリフが出る。
「あなたとのこと絶対に忘れない!」
沢山のいろんな想いや、思い出があっても
たとえ両思いでも別れが訪れることってあるよね?
私のように、命と引き替えに
記憶を失ってしまったケースに限らず
【時がたてば記憶は薄れゆくモノ】
年老いて亡くなるときに覚えているのか?
例えば事故などで亡くなる寸前に
走馬燈のように記憶が蘇るなんて話もあるが
私はそんな経験を一度もしたことがない!
千回以上、死に際を彷徨ったが
走馬燈なんて見たことなど一度も無い。
逆に、死に際に
大切な人のことを思い出すのだろうか?
思い出の中だけの人のことを思い出すのだろうか?
ただ、あの世(三途の川)で
現世への未練を問われることはある。
その時、あなたなら何を思いますか?
覚えていないから幸せなのかも
脳の血行障害や脳腫瘍、癌の進行、
せん妄や痴呆、記憶障害などで忘れてしまう。
身近な例を挙げると
義理の母が脳腫瘍だった。
「記憶を失っていくのがつらい」と
私にこぼしたことが一度だけあった。
すぐに妻と娘の写真帳を作ったけど
喜んでくれたのはその日だけだった。
その翌日には、もう何も覚えてはいなかった。
これまで幾人もの死を看取ってきたが
記憶を失う事って、死を迎える準備なのかなって。
それは肉体的な「死」に限らず
精神的な「死」にも言えることだと思う。
【次に進むために重要なステップ】
もしかすると既に
転生の準備に入ってるとか?
そう考えられれば
送る方も気が楽だな。
忘れないと誓ったはずなのに
「絶対に忘れない!!」
そう心に誓ったはずなのに
誓ったことすら忘れてませんか?
前世で誓ったことなら
忘れていても仕方がないかもしれないけど・・・
たかだか数ヶ月前、数年前のことすら
覚えていない事ってあるよね??
でもそれって、罪なことなのだろうか?
約束相手の生死に関わらず
忘れてしまうことが罪なのだろうか?
自分が今、生きているのか?
現実の世界にいるのかすら定かでない中で
誓い合ったことすら
現実では無いかもしれないのでは?
このご恩は一生忘れません
どのような『ご恩』なのかにもよるだろうけど
3年も経てば一般的に忘れてしまうモノだと思う。
「ご恩を返したい」と付きまとわれても
反って迷惑ってことにもなるし、
そういった経緯はともかく、
ほとんどの場合は
【恩を返して欲しいとは考えない】
ほんのちょっとした善意の行動が
相手にとって、とても大きな助けとなる。
そういうことって、よくあることだよね?
だから、
私も誰かに助けられてるし
あなたも誰かを助けてあげれば
善意の輪がぐるぐる回っていく
そんな風に、
善意と感謝が巡り巡っていくといいよね😍
いつまでも覚えているよ
「あなたに会えるのは夢の中だけ」
ラジオのお便りコーナーで
投稿を読まれた知人女性がいました。
でもその夢の中の人って、
偶像化された私で本当の私じゃないよね?
誰かの記憶の中で「生きる」?
偶像化されていたとしても
そうして覚えていて貰えるのも
ほとんどの人は100年に満たないだろう。
仮に像が建てられたとして
誰が気にとめてみるだろうか・・・
1万年後に人類があるかもわからないし
日本があるかどうかだってわからない。
「覚えてる」とか「忘れない」とかって
なんて無意味で、感傷的な言葉なんだろう。
そういえば、中島みゆきの歌に
よく出てくるキーワードだよね😄
わたし、覚えていたよ!
相思相愛だった彼女と別れて数年後、
私は出張先の山中で事故に遭った。
事故発生から、6時間くらいで
なんとか手術も終わって病室に移ると
なんと、その彼女からなぜか病院に電話が!
手術直後だったが電話に呼び出され・・・
「不安で居ても立っても居られなくて」
いわゆる虫の知らせってやつで
私の実家や職場などに次々と電話し
泣きじゃくる現在の妻から聞いたらしい。
「せめて声だけでも聞きたかった」
別れたとはいえ、
愛が冷めたわけでもないので
心が愛で満たされるように感動した。
「わたし、覚えていたよ!」
おたがい、言葉にこそしなかったが
その気持ちは同じだったに違いない。
最後までとりとめのない話を
読んでいただき深く感謝します。
生きて、こうして記事にしてなければ
そしてこの記事を読んでくれている方があって
私が生きていた意味もあるというものですから。
どんなことでも、
感じたことがあればコメントしてね!
ついでで良いので
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記事を書くモチベーションになります。
それでは
次回の記事をお楽しみに♪